日本文化の真髄を世界へ、そして未来へ
桜の花が世界に鮮やかに咲き誇るように、日本文化の豊かさを、そしてその心臓たる日本酒の魅力を世界中に広めたい──私たち株式会社Saku La Sake(サクラサケ)は、この切なる願いと共に2025年7月8日、創業の産声を上げました。
それは単に日本酒を輸出するに留まらず、日本が育んできた風土、緻密な技、そして温かな心を世界と分かち合い、新たな共感と交流の場を創造することです。桜の木の下で人々が語らい、文化が自然に交わるように、私たちは酒を囲むことで生まれる絆を大切に育んでいきます。
日本酒は、単なるアルコール飲料ではありません。それは日本の豊かな自然、先人たちが磨き上げてきた卓越した醸造技術、そして造り手の魂が融合した、まさに「文化そのもの」です。
私たちは、この「文化の結晶」が持つ唯一無二の価値を再発見し、国内外の人々と分かち合うことで、伝統と革新が織りなす日本の魅力を世界に発信していきます。
近年、日本酒は世界市場で「プレミアム化」というメガトレンドの只中にあり、その平均輸出単価はこの10年で約2倍に高騰しています。ワインや高級スピリッツと同様に、豊かな風味や物 語性を持つ嗜好品として評価される時代が到来しているのです。
私たちは、2030年までに、特にスペイン市場における日本酒・梅酒輸出のリーディングカンパニーとなることを目指します。スペインの情熱的な食文化と日本酒の繊細な味わいを融合させることで、これまでにない新しい日本酒の楽しみ方を提案し、欧州全域での日本酒文化の普及と定着を牽引してまいります。
これは、従来の輸出市場の集中リスクを避け、新たなフロンティアを開拓する、戦略的な挑戦でもあります。
高品質な日本酒・梅酒の輸出販売事業に加え、酒蔵ツーリズムの企画・運営や日本酒関連イベントの開催といった日本文化の国際発信事業を多角的に展開することで、設立から5年以内には年商100億円規模のビジネスへと成長させます。
この成長は、単なる経済的成功に留まらず、酒蔵や地域社会との共存共栄を図る、持続可能なモデルを構築することに繋がります。
品質、体験、そして共鳴
越境EC、ミシュラン級レストラン、文化施設など、多様な販路を積極的に開拓。日本酒を単なる商品ではなく、その背景にある「物語」と共に「特別な体験」として提供。
欧州市場において、日本酒を日本文化を体験する手段として提供する「文化浸透型ブランド」の構築。現地での積極的なプロモーションを通じた深い文化理解の促進。
最高級品質の純米大吟醸から親しみやすい梅酒、熟成古酒まで、幅広いニーズに応える商品ラインナップ。多様な食文化を持つ世界の人々に日本酒の奥深さを届ける。
酒蔵ツーリズムの企画・運営や日本酒関連イベント開催を通じて、日本と世界の文化が交わる豊かな場を創出。グローバルキュイジーヌとのペアリングという新たな飲用シーンを提案。
私たちは、日本酒という美しき文化を通じて、世界中の人々の心と心を繋ぎ、日本の伝統が未来へ向けて鮮やかに「咲く」よう、情熱と革新をもって挑戦し続けます。
私たちの旅路に、どうぞご期待ください。